がも子のフランス日記~フランス人夫と猫と私の生活~

2017年7月から結婚に伴いフランスに引っ越しました。ブルゴーニュ地方のめっちゃ端っこに住んでます。日々のことなどつづっていきます♪

フランスで猫を飼う:SPAで里親になる

前回からの続き。

 

動物保護施設SPAでルナの里親になると決めてからの流れの説明です。

かれこれ1年以上前の話なので、若干うろ覚えなところもあるかもです。

f:id:lunanana:20180222233229j:plain

↑↑うちに来た初日。猫用ベッド用意したのにスーパーのエコバッグで寝る。

 

じゃ、この子にしますってなってからどうするのか?

まずSPAで猫を引き取るのに必要なのは

  1. 現金で160ユーロ(これは地域によって金額に差があるかもしれません)
  2. 本人確認のためのID 
  3. 連れて帰る用のキャリーバッグ(ケージ?)

の3点でした。あくまで私たちが行った施設でのことなのでご参考までに。

 

え、キャリーバッグ!?

そら、そーだわ。でもうちら持ってません!(笑)

ちょっと見に行ってみよう感覚で来ていたので・・・

 

そして現金160ユーロ!?

カード社会のフランス、そんな現金持ち歩いてません。(人による)

(けっこう高いんだなーと最初思いましたが、避妊手術やワクチンなど一通り必要なことはしてあるので、むしろ良心的な金額のような気がしました。)

 

ほんと、何も知らずにきてしまってた~

でもホームページ見てもなんも書いてなかったんやもん。

 

とりあえず、我が家にルナちゃんをその日のうちにお連れするために車飛ばしました。(笑)

 

まずは近くの銀行で現金をおろし(彼が)

Gifi(いろいろ売ってる雑貨屋さん)でラッキーなことに半額になってた猫用キャリーバッグをゲット!

 

さぁ、ルナちゃん迎えにいくよ~

 

SPAの施設に戻り、諸手続き。説明を受けたり、書類にサインしたり。

手続きをしてくれた人(多分施設長さん)はルナをすごく気に入ってたようで、

「お~!ルナ~!よかったなぁ!お別れのビズだ!」とぶっちゅーとしてました。(笑)

 

そして印象に残ったのは「大人猫を引き取ってくれてありがとう」と言われたこと。

 

やっぱり子猫だとすぐに里親が見つかるけど、成猫は難しいようです。

 

保護しても引き取り手が見つからずに悲しい結末になってしまう子も多いんだと思います。実際どれほどの数なのかはわかりませんが・・

 

幸せな猫ちゃんが増えることを心から願います。もちろんほかの動物たちも。

 

さて、フランスでは猫の里親になるとCqrnet de sqnté Chatという猫健康手帳をもらうようです。中身は日本の母子手帳みたい。

名前、誕生日(予測)、性別、種類、登録ナンバー(耳にもタトゥーしてある)

いつ避妊・去勢手術をしたか、ワクチンを打ったかなど猫の詳細が書かれています。

そのほかには猫の飼い方、病気のことなどなど、猫を飼ううえでの必要な情報が載っています。

↓↓こんなん

f:id:lunanana:20180222234736j:plain
f:id:lunanana:20180222234514j:plain

 

保護された当時、2,660gしかなかったみたいです。栄養が足りてなかったのかな?

1年以上たった現在はたぶん4.5kgくらい。超がつく食いしん坊です。太らないようにしなきゃね!