Carte Vitale(カルトヴィタル)キターーーー( *´艸`)
やっと届きました!
Carte Vitale!!!!!!
フランスで公的医療を受けるために必要なIC式保険証!
これで病院に気兼ねなくいけます。
ってまだかかりつけ医を登録してないんですけどねー。
ま、それは追々で。
これ届くまで、申請してからトラブルなしでおおよそ3か月(クリスマスホリデー含む)かかりました。
他の在仏の方々のブログを見てても、それくらいかかってたりもっとかかってたり。
まぁこんなもんなんでしょう。これがフランスです。笑
さて、
フランスに移住して3か月経つとセキュリテソシアルというフランスの医療保険に入ることができます。
私は7月の頭ごろにこっちに来たので10月には申請開始できたんですが、結局申請したのは11月終わり頃。というのも申請に必要な書類を集めるのにまぁまぁ手間がかかる!日本の家族の協力が必要です。その節はご迷惑おかけしました、お母さん。
私が提出した書類☆(私が住んでる地域ソーヌ・エ・ロワール県での例です)
- 申請書(Demande d'ouveture des droits a l'assurance maladie, ダウンロードするか、直接CPAMにもらいに行きます)
- パスポートのコピー(最初のページ、ビザのページ、移民局OFFIに貼ってもらった滞在許可証のシールのページ、シェンゲン協定国に入国した日のスタンプのページ)
- 家族手帳のコピー
- D'acte de naissance (私の場合は日本の外務省発行のアポスティーユ付き戸籍謄本、その原本と仏語法廷翻訳、と念のためにそれぞれのコピーも一部ずつ)
- 居住証明書(夫に一筆書いてもらって、彼のIDのコピーもつける)
- 3か月分の家賃証明(我が家は賃貸なのですが、毎月不動産屋からメールで来る支払証明書を遡って3か月分プリントアウトしました)
- 銀行口座証明書(私の本人名義の銀行口座はまだないので、夫のものを使うための承諾書にサインしました。これは申請前に直接CPAMに提出書類について聞きに行ったときにもらいました。)
確か以上だったと思います。いろんなブロガーさんの経験を読ませていただいても、少しずつ違ったりするので、これはあくまで私の場合です。5,6,7はそれぞれの状況によって若干変わるものだと思います。
この中で最も手間がかかったのは4のアポスティーユ付き戸籍謄本&仏訳!!!
とりあえず大阪に住んでる母に頼み、市役所で戸籍謄本をとってもらい、さらに大阪の外務省分室に行ってアポスティーユを申請してもらい、できたものをフランスへ郵送してもらいました。
・・・が、待てど暮らせどこっちに届かない・・・
なぜ? ま、まさか悪評高きラ ポストさんなくした????( ゚Д゚)
・・・
なんと日本から発送して2週間たっても届かず。(これにはしょうもないオチがあります)
結局母にもう一度頼んで、しかも今回は2通別々に送ってもらいました。
もう一度正しい住所の書き方も説明して・・・
そして一週間後、届きました!!!
さて今度はこれを法廷翻訳家にお願いして仏訳してもらいました。
日本大使館・領事館で出生証明(extrait d'act de naissance)を発行してもらうという方法もあるのですが(そっちのが安い)、これ申請は郵送でできても受け取りは必ず本人が大使館に出向かなければいけないのです。私の住んでる場所はリヨンにだいぶ近いのですが、管轄はリヨンの日本領事館ではなくパリの日本大使館。パリは遠いし交通費もかかる・・・と大使館に相談したところ、「少し値段は高くなりますが、法廷翻訳家さんを見つけて翻訳してもらう方法もありますよ。すべて郵送でやってもらえると思います。」とな。
さっそくネットで調べてみると、何件か見つけ、そのなかでいちばんお手頃価格を提示していただいた日本人女性にお願いしました。アポスティーユ付きの翻訳で45ユーロでした。うん、パリへの往復交通費よりだいぶ安い!!すぐに対応していただき、あっという間にゲット。
めでたく全書類をコンプリートし、そのとき通ってた学校のロシア人の友達とCPAMへと申請しにいきました。フランス語わかんないけど頑張った。
受付でセキュリテソシアルナンバーを取得したいことを伝えると、奥のブースに通され、そこでベテランそうなマダムに書類を提出し、マダムが書類をチェック。
私のアポスティーユを見たときにマダムが軽くうなずいて「よしよし」という顔をしていたような気がする。おそらくアポスティーユつけてこない人多いんだと思う。
マダム:「Ok! 一か月したら仮ナンバーできてるからパスポート持って取りにきて!」
どうやら手紙やメールで知らせてくれるシステムはないようです。
ほんで1か月かかって仮て!と突っ込みたかったけどそこは我慢。
ちなみにロシア人の友達は足りない書類があって出直し。
そして約一か月後にもう一度CPAMに行って仮ナンバーAttestation de droit a l'assurance maladieもらいました。
ぺらっぺらの紙切れ一枚。
仮ナンバーですがこれで病院に行ったりできます。
そしてそれから1か月(クリスマスホリデー含む)、自宅にcarte vitaleにつける写真を送ってねというレターが届き、証明写真を送りました。(ちょうど一人で日本に帰ってた時なので、夫がすべてやってくれました。なのでどんなレターかはわかりません。。)
そしてそして、それから3週間ほどで手元に輝かしい緑のcarte vitaleが届いたのでした!!!!
これが財布に入ってるだけでフランス社会の一員になった気になります。(おおげさ!)
ちなみに母が最初に送ってくれたアポスティーユ付き戸籍謄本、届かない騒動から約1か月後、日本の実家に「宛先不明」でフランスから送り返されていたのでした。
どうやら母の住所の書き方が少し間違ってたようです。笑
日本なら調べて届けてくれそうですが・・・ここはフランス!!日本みたいにはいきません!!住所は正しく書きましょう!!(もちろん日本でもだけど)
長くなりましたが、以上、私のcarte vitaleゲットまでの道のりでした~。
フランスで猫を飼う:SPAで里親になる
前回からの続き。
動物保護施設SPAでルナの里親になると決めてからの流れの説明です。
かれこれ1年以上前の話なので、若干うろ覚えなところもあるかもです。
↑↑うちに来た初日。猫用ベッド用意したのにスーパーのエコバッグで寝る。
じゃ、この子にしますってなってからどうするのか?
まずSPAで猫を引き取るのに必要なのは
- 現金で160ユーロ(これは地域によって金額に差があるかもしれません)
- 本人確認のためのID
- 連れて帰る用のキャリーバッグ(ケージ?)
の3点でした。あくまで私たちが行った施設でのことなのでご参考までに。
え、キャリーバッグ!?
そら、そーだわ。でもうちら持ってません!(笑)
ちょっと見に行ってみよう感覚で来ていたので・・・
そして現金160ユーロ!?
カード社会のフランス、そんな現金持ち歩いてません。(人による)
(けっこう高いんだなーと最初思いましたが、避妊手術やワクチンなど一通り必要なことはしてあるので、むしろ良心的な金額のような気がしました。)
ほんと、何も知らずにきてしまってた~
でもホームページ見てもなんも書いてなかったんやもん。
とりあえず、我が家にルナちゃんをその日のうちにお連れするために車飛ばしました。(笑)
まずは近くの銀行で現金をおろし(彼が)
Gifi(いろいろ売ってる雑貨屋さん)でラッキーなことに半額になってた猫用キャリーバッグをゲット!
さぁ、ルナちゃん迎えにいくよ~
SPAの施設に戻り、諸手続き。説明を受けたり、書類にサインしたり。
手続きをしてくれた人(多分施設長さん)はルナをすごく気に入ってたようで、
「お~!ルナ~!よかったなぁ!お別れのビズだ!」とぶっちゅーとしてました。(笑)
そして印象に残ったのは「大人猫を引き取ってくれてありがとう」と言われたこと。
やっぱり子猫だとすぐに里親が見つかるけど、成猫は難しいようです。
保護しても引き取り手が見つからずに悲しい結末になってしまう子も多いんだと思います。実際どれほどの数なのかはわかりませんが・・
幸せな猫ちゃんが増えることを心から願います。もちろんほかの動物たちも。
さて、フランスでは猫の里親になるとCqrnet de sqnté Chatという猫健康手帳をもらうようです。中身は日本の母子手帳みたい。
名前、誕生日(予測)、性別、種類、登録ナンバー(耳にもタトゥーしてある)
いつ避妊・去勢手術をしたか、ワクチンを打ったかなど猫の詳細が書かれています。
そのほかには猫の飼い方、病気のことなどなど、猫を飼ううえでの必要な情報が載っています。
↓↓こんなん
保護された当時、2,660gしかなかったみたいです。栄養が足りてなかったのかな?
1年以上たった現在はたぶん4.5kgくらい。超がつく食いしん坊です。太らないようにしなきゃね!
2・22猫の日なので我が家の猫のこと
我が家の愛猫・ルナ(女の子)です。
(ふざけてリボンつけられても気にもしません..そのまま寝ます笑)
2016年、まだうちらが結婚してなかった頃に近くの動物保護施設から引き取りました。
施設で出会ったころから「LUNA」と名付けられていて、なんとなく彼女に似合ってる気がしたのでそのままにしました。
彼女に出会ったのはSPAというフランスの各地域にあるらしい動物保護施設。
行き場をなくした犬・猫が保護され、里親を募集しています。
さて、ずっと飼いたかった猫を飼うことを決意した私たち。
「とりあえずSPAに行ってみよう!」と施設が開いてる時間に行ってみる。
確か夕方16時から18時半までやったかな。
施設はすごく綺麗でいい感じ。係りの人も感じの良い男性。
猫を飼いたいことを伝え、猫の部屋に通してもらう。
だいたい20頭くらいの猫がいたんじゃないかなー?
そのほとんどが1歳~3歳くらいの大人猫で子猫は2匹だけ。子猫はどちらも成約済み。
それぞれのケージを見て回る私。
あー、皆可愛い...
彼らの後の幸せを願いながら、うちの子になってもらう子を見定める。
そして、あるケージの前から動かなくなった相方氏。
「この子、僕のことを呼んでるんだよ...」(おい笑)
そこには必死にケージの柵にスリスリしたり、手を出したりして彼の気を引こうとする子が。
あー...
そうなんです。彼は出会ってしまたんですね。運命の子に。笑
私:「その子がいいの?」
彼:「んー、がも子はどう思う?君の意見がいちばん重要だから。」
私:「私はこっちの子も気になるんやけど・・・」
施設の人:「じゃ、どっちも抱っこしてみる?どっちもいい子だよ。」
と、抱っこさせてもらうことに。
私が選んだのは長毛の黒猫ちゃん(1歳女の子)
彼は小柄なキジトラちゃん(2歳女の子)
抱っこしたらどっちの子もゴロゴロいってる~~
どっちもむちゃくちゃ可愛いくて決められない・・・
決められずに悩むうちらを見かねて、
係りの人:「黒い子はすごく大人しくて飼いやすいと思う。キジトラの子は遊ぶのが大好きでフレンドリー。もし一緒に遊んだりしたいならキジトラがおすすめかな。黒い子は少し物足りないかもしれない。」
とアドバイスをくれた。
なるほど。もう彼の心はキジトラちゃんに完全に奪われている。
黒い子も本当に本当にかわいかったけど、
私:「じゃ、そのキジトラちゃんにしようか?」
彼:「(目キッラキラで)YESSSSSSSS!!!!」
と、そんなこんなで我が家の一員になったLUNAなのです。
係りの人が言ってた通り、遊ぶの大好き、人大好きな可愛い子です♡
飼い主バカ炸裂してます。(笑)
引き取った翌日にはもうこんなん(笑)
もうこちらは癒されまくりです。
フランスに移住して8か月:ブログ始めてみる
2017年7月にフランスに引っ越してきて約8か月が過ぎ去りました。
フランス語もまだまだ初心者ですが、なんとか生きてます。(若干引きこもり気味..)
日々のことを日記にするべく、ゆるーく頑張ります。