がも子のフランス日記~フランス人夫と猫と私の生活~

2017年7月から結婚に伴いフランスに引っ越しました。ブルゴーニュ地方のめっちゃ端っこに住んでます。日々のことなどつづっていきます♪

Carte Vitale(カルトヴィタル)キターーーー( *´艸`)

やっと届きました!

Carte Vitale!!!!!!

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フランスで公的医療を受けるために必要なIC式保険証!

これで病院に気兼ねなくいけます。

ってまだかかりつけ医を登録してないんですけどねー。

ま、それは追々で。

 

これ届くまで、申請してからトラブルなしでおおよそ3か月(クリスマスホリデー含む)かかりました。

他の在仏の方々のブログを見てても、それくらいかかってたりもっとかかってたり。

まぁこんなもんなんでしょう。これがフランスです。笑

 

さて、

フランスに移住して3か月経つとセキュリテソシアルというフランスの医療保険に入ることができます。

私は7月の頭ごろにこっちに来たので10月には申請開始できたんですが、結局申請したのは11月終わり頃。というのも申請に必要な書類を集めるのにまぁまぁ手間がかかる!日本の家族の協力が必要です。その節はご迷惑おかけしました、お母さん。

 

私が提出した書類☆(私が住んでる地域ソーヌ・エ・ロワール県での例です)

  1. 申請書(Demande d'ouveture des droits a l'assurance maladie, ダウンロードするか、直接CPAMにもらいに行きます)
  2. パスポートのコピー(最初のページ、ビザのページ、移民局OFFIに貼ってもらった滞在許可証のシールのページ、シェンゲン協定国に入国した日のスタンプのページ)
  3. 家族手帳のコピー
  4. D'acte de naissance (私の場合は日本の外務省発行のアポスティーユ付き戸籍謄本、その原本と仏語法廷翻訳、と念のためにそれぞれのコピーも一部ずつ)
  5. 居住証明書(夫に一筆書いてもらって、彼のIDのコピーもつける)
  6. 3か月分の家賃証明(我が家は賃貸なのですが、毎月不動産屋からメールで来る支払証明書を遡って3か月分プリントアウトしました)
  7. 銀行口座証明書(私の本人名義の銀行口座はまだないので、夫のものを使うための承諾書にサインしました。これは申請前に直接CPAMに提出書類について聞きに行ったときにもらいました。)

確か以上だったと思います。いろんなブロガーさんの経験を読ませていただいても、少しずつ違ったりするので、これはあくまで私の場合です。5,6,7はそれぞれの状況によって若干変わるものだと思います。

 

この中で最も手間がかかったのは4のアポスティーユ付き戸籍謄本&仏訳!!!

とりあえず大阪に住んでる母に頼み、市役所で戸籍謄本をとってもらい、さらに大阪の外務省分室に行ってアポスティーユを申請してもらい、できたものをフランスへ郵送してもらいました。

・・・が、待てど暮らせどこっちに届かない・・・

なぜ? ま、まさか悪評高きラ ポストさんなくした????( ゚Д゚)

・・・

なんと日本から発送して2週間たっても届かず。(これにはしょうもないオチがあります)

結局母にもう一度頼んで、しかも今回は2通別々に送ってもらいました。

もう一度正しい住所の書き方も説明して・・・

 

そして一週間後、届きました!!!

 

さて今度はこれを法廷翻訳家にお願いして仏訳してもらいました。

日本大使館・領事館で出生証明(extrait d'act de naissance)を発行してもらうという方法もあるのですが(そっちのが安い)、これ申請は郵送でできても受け取りは必ず本人が大使館に出向かなければいけないのです。私の住んでる場所はリヨンにだいぶ近いのですが、管轄はリヨンの日本領事館ではなくパリの日本大使館。パリは遠いし交通費もかかる・・・と大使館に相談したところ、「少し値段は高くなりますが、法廷翻訳家さんを見つけて翻訳してもらう方法もありますよ。すべて郵送でやってもらえると思います。」とな。

さっそくネットで調べてみると、何件か見つけ、そのなかでいちばんお手頃価格を提示していただいた日本人女性にお願いしました。アポスティーユ付きの翻訳で45ユーロでした。うん、パリへの往復交通費よりだいぶ安い!!すぐに対応していただき、あっという間にゲット。

 

めでたく全書類をコンプリートし、そのとき通ってた学校のロシア人の友達とCPAMへと申請しにいきました。フランス語わかんないけど頑張った。

 

受付でセキュリテソシアルナンバーを取得したいことを伝えると、奥のブースに通され、そこでベテランそうなマダムに書類を提出し、マダムが書類をチェック。

私のアポスティーユを見たときにマダムが軽くうなずいて「よしよし」という顔をしていたような気がする。おそらくアポスティーユつけてこない人多いんだと思う。

 

マダム:「Ok! 一か月したら仮ナンバーできてるからパスポート持って取りにきて!」

 

どうやら手紙やメールで知らせてくれるシステムはないようです。

ほんで1か月かかって仮て!と突っ込みたかったけどそこは我慢。

 

ちなみにロシア人の友達は足りない書類があって出直し。

 

そして約一か月後にもう一度CPAMに行って仮ナンバーAttestation de droit a l'assurance maladieもらいました。

ぺらっぺらの紙切れ一枚。

仮ナンバーですがこれで病院に行ったりできます。

 

そしてそれから1か月(クリスマスホリデー含む)、自宅にcarte vitaleにつける写真を送ってねというレターが届き、証明写真を送りました。(ちょうど一人で日本に帰ってた時なので、夫がすべてやってくれました。なのでどんなレターかはわかりません。。)

 

そしてそして、それから3週間ほどで手元に輝かしい緑のcarte vitaleが届いたのでした!!!!

 

これが財布に入ってるだけでフランス社会の一員になった気になります。(おおげさ!)

 

ちなみに母が最初に送ってくれたアポスティーユ付き戸籍謄本、届かない騒動から約1か月後、日本の実家に「宛先不明」でフランスから送り返されていたのでした。

どうやら母の住所の書き方が少し間違ってたようです。笑

日本なら調べて届けてくれそうですが・・・ここはフランス!!日本みたいにはいきません!!住所は正しく書きましょう!!(もちろん日本でもだけど)

 

長くなりましたが、以上、私のcarte vitaleゲットまでの道のりでした~。